悩める人たちに共通してアドバイスしていることがあります。
それは、「そんな“しけた顔”はおやめなさい!」ということです。
「しけた」は漢字で「湿気た」と書きます。
ですから、文字通りの意味は「しめった顔」ということですが、私がいう「しけた顔」とは、パッと見たところ血色が悪くて色艶もなく、顔全体の筋肉がだらりと垂れ下がっていかにも元気がなく、パーツのどこもかしこも輝きを失っている、そういう顔です。
人間、しけた顔をしていると、せっかく立派な眉や目、鼻、口、耳を持っていても、それは宝の持ち腐れ。
自分の頭の中にある運を引き出すことはできません。
では、どうすれば、しけた顔を直せるでしょうか。
それはさほど、難しいことではありません。
とにかく一日に何度も感動すればいいのです。
どんなに些細(ささい)なことでもかまいません。
というより、些細な出来事にこそ、感動してください。
そうすれば、喜怒哀楽の感情がそのまま、顔の表情に出ます。
感情が動くということは、脳が生き生きと働いている証拠です。
それが毛細血管を活性化し、顔に赤味と艶(つや)をもたらすのです。
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