9年前の9月1日、38才の私は事業に失敗し、
全てを失い、多額の借金を背負い、
たった一人で人生の再起を願い、
事業を始めました。
情熱の炎が消えかかっていた時、
私はある男の物語に出会い、
その情熱を取り戻しました・・・。
男は試練に出会った。
30半ばでやっとの思いで
立ち上げた事業が倒産。
男は情熱で再起した。
そして、また試練に出会った。
ビジネスパートナーである
息子が急死。
男はそれでも情熱で再起した。
そして、試練がまたも襲った。
再起して始めたレストランが
火事になる。
男は試練を受け入れた。
絶対にあきらめないと。
男はレストランを再起させた。
そして、そこにまたも試練が。
レストランのそばにハイウェイが建設され、
お客が激減。そして、倒産する。
男はそこからさらに
試練に立ち向かう決意をした。
絶対にあきらめないと。
男は全てを失い、唯一残された自分の
調理ノウハウを他人に売ることを
始めた。
本当の試練が始まった。
彼は情熱で立ち向かった。
毎日、毎日、お店を訪問し、
ずべて断られた。
100回、200回、300回と
断られた。
男は決断していた。
どんな試練に会おうとも
情熱を失くさないと。
しかし、試練は襲い続けた。
400回、500回、600回と
拒絶の日々が2年間も続いた。
ついにその試練は1000回を超えた。
ボロボロの中古車に寝泊まりしながら、
説明用の食材で飢えをしのぎながら、
男は1010人目の相手を探し、
ついに契約をもらいました。
その後、この調理法は世界80ヶ国に広まり、
1万店舗のチェーン店となりました。
情熱の男の名は
カーネル・サンダース。
ケンタッキー・フライド・チキンの
創始者。
男が決断し、人生の試練に立ち向かった
年齢は65才からだった。
人生にリミットはない。
情熱に定年はない。
男は人生の秘訣を
シンプルに教えてくれた。
「成功するまであきらめないこと。」
人生は負けないように出来ているのだから。
愛と感謝と尊敬を込めて。
最近のコメント