1.叱り、叱られ、和は強くなる。(松下幸之助)(松下電器の成長の元)
「私は、ほめるのも叱るのもとにかく真剣で、自分というものをさらけ出していました。
じかに接することで、私という人間がどういうものであるかを部下は、つかみやすかった
でしょうし、そういう過程を通じて多くの人が、私を助けてやろうという気になってくれ
たのではないかという気がしています。私心にとらわれることなく、企業は社会に貢献す
る公器であり、その中での仕事は、公事であるという観点に立ち、常に叱っていたという
ことがあげられる。ここに、どんなに叱られても、共に仕事をしたいという気持ちを部下
に起こさせる要因があったのではなかろうか。そして叱り、叱られるやりとりが、人間関
係を強固なものとし、企業としての和を築いていった。けれども大きくねぎらってきたし、
大きく感謝してきた。『ああ言うもののよくやってくれる。なかなかできんことだ』とい
う気持ちを叱る方は持っている。また叱ることも、叱られることも、誰にとってもあまり
気持ちのよいことではないが、それをできないようでは、部下の能力を引き出すことはで
きないし、自らの成長もない」という考え方が松下電器の成長の原点になっている。
☆TOMAグループも所長以外うるさく叱る人がいなく、8年後の引退まで心配です。
早くうるさく叱る人でてきて下さい。「叱る」のは、その人を叱っているのでなく、そ
の人のやった行動、発言などが、経営理念やお客様へのお約束12ヶ条や社内で決めた
ことを守らなかったからです。人を憎まず、行動、発言を叱責しているのです。
まだ、藤間秋男に人格が足りないので、私に叱られて当然とは思ってもらえないようです。
もっともっと人格を高めて、所長の叱責はごもっともと思ってもらえるように精進します。
2.「必要必然ベストと考えられるか」(船井総研会長 小山政彦)
これは、すごい内容です。賛否両論あると思います。
船井流は、「すべてを、必要、必然、現状肯定」としてとらえます。船井幸雄さんが、20
年前、船井幸雄ファンの社長の子供が、20歳で突然の事故で亡くなった時の葬式で開口一番、
「このことを感謝できるようになりなさい!!!」と言ったそうです。
船井流に考えると、確かに子供が亡くなったのは、悲しいことです。でも10年、15年後と
いう将来、その夫婦はどんな話をするでしょうか。その時は、悲しくて嘆き悲しんでも、その
おかげで、いろいろ勉強させてもらい、今はそれなりに生きていると思うはずです。
子供が死んだことは変えることはできませんが、船井流で言うと「必要、必然でベストだ」と
思うように心がければ、その結果、10年後、20年後夫婦は生き方が変わり、考え方が変わ
るはずです。
「全てのことに対して必要、必然、ベストだと思い日々生きる」
☆私もそこまで悲しいことはわかりませんが。毎日、嫌な事、つらい事、悲しい事などありま
すが、それらはすべて「必要で、必然で、ベストな結果」と思うと次の行動ができるかなと
思いました。
3.“握手と笑顔”で行動する。(キャセイ産業社長 大島修治)(渋谷区倫理法人会での講演)
平成8年、暴漢によるガソリン焼き討ち事件で、全身の6割火傷、5度の危篤状態と十数回の移
植手術を乗り越えて、不屈の精神で再起し、2度目の人生で良い人間関係をつくることが、全て
の幸せの源であると信じ、事件当日を命日、そして新誕生日として、使命感に燃えて新しい生き
方に挑戦している。著書に「人生逃げたらあかん」
“握手と笑顔”は
(1)最高のコミュニケーション
(2)人間接着剤
(3)握手は、互いの皮膚感覚が最高の触れ合い
(4)笑顔作り、笑声は元気の素
(5)苦しい時も笑顔すると、苦しくなくなる。(笑って許して?)
☆昔、青年会議所活動で、必ず握手からスタートしていました。卒業して17年、すっかりして
いませんでした。今後9月1日から「笑顔で相手の顔を見て握手」を実行し、お客様や社員と
最高のコミュニケーションをとることを誓います。
4.万人幸福の栞12条「得るは捨つるにあり」(捨我得全)
(毎朝6時半からスタートする倫理法人会モーニングセミナー 参加してみませんか?)
(1)「気づいたらすぐする」事をなしとげる秘訣である。
(2)最初失敗すること、これは尊い月謝である。
(3)にっちもさっちも行かなくなる時、何の未練も、後悔もなくきれいさっぱり捨ててしまう。
地位も名誉も財産も。そうすると、思いもよらぬ好結果が、突如として現われる。
(4)事業の上でも、恐れ、憂え、怒り等の私情雑念をさっぱりと捨てて、運を天に任せる明朗
闊達な心境に達した時、必ず危機をのがれることができる。「窮すれば通ず」
5.「あいさつ」が増えれば、業績が上がる。(飲食チェーン本部社長で落語真打 金原亭世之介)
(1) 『明るく元気なあいさつ』
→『脳が反応し筋力にパワー』
→『実際に握力、腕力、脚力が増加』
→『顧客対応が素早くなる』
→『売上UP、業績UP』
(2)「あいさつ」のない会社が、不祥事を起こす。コミュニケーションがとれていない。
(3)各界有名人トップ500人による「みんなで明るくあいさつをしよう会」
目的「自ら率先して、あいさつすることで、少しでもこの国を良くする事」
☆「あいさつ」は会社業績を上げ、本人の成長も出来る!
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