『一人の百歩より百人の一歩～衆力の結集が会社成長の要諦～』 （税理士 高井法博）（第1120号）

一人の社員の百歩に頼るのではなく、百人の社員が一歩ずつ歩むという地道な前進に変え、
さらにいかにして定着、継続させていくかである。『一人の百歩より百人の一歩』この言葉は、
今をときめく超優良企業を創られた日本電産の永守重信社長より教えて頂いた。もちろん、
成功する為の基本的な生き方としては、一人で百歩進もうと一生懸命努力する姿勢は不可欠だが、
私をはじめ幹部自身の最も重要な仕事は、部下の育成を強く意識し
『一人の百歩より、思想・考え方を共有する百人の一歩のほうがはるかに会社を強くし、企業の永続性を保証する』
ことを強く自覚しなければならない。そして、この活動を具現化できる幹部の中から真の幹部後継者が育ってくると
確信するこの頃である。