『パーフェクトを望まず、ベストで臨む！』 （望月俊孝） （第1048号）

何かを始めるのにパーフェクトなタイミングはない、あるのはベストなタイミングだ。

「何かを始めるのにベストなタイミングは常に今」と言う信条で生きています。
　すると心の中のもう一人の自分が唱えます。

「いやいやもっと素晴らしいタイミングがもうすぐ来るよ！」

「決して今は完璧なタイミングじゃないよ！」って。
　確かに今は完璧なタイミングではないかも知れない。
でも完璧なタイミングはいつまでたっても来ないのも知っている。
優柔不断の私はそれでどれだけ悔やんだことだろうか！

１から１０まで準備が整い、１００％の確率で成功する、なんてことはほとんどないのにも関わらず、
１億円の宝くじが当たるような気がしてしまうのです。

もしそんな完璧なタイミングがあったとしたら、面白いものや、魅力的なものとはあまり考えにくいでしょう。

そんなリスクもなく、完全に手中にできるようなもので、面白い、魅力的なものは誰かがきっと既に手中に収めてしまっている確率が高いでしょう。

パーフェクトなタイミングが来る頃にはあなたの代りにアイディアを実現する人が生まれていることでしょう。

あなたがこれはぜひ実現したいと思ったら、それを始めるのに「今がベストのタイミングではないか？」ちょっとたずねてみましょう。