1.藤間秋男の元気が出るブログ

『世間は正しい』（松下幸之助）（第886号）

こんなにいい商品なのに、こんなに一生懸命やっているのに売れないのは、世間の人の評価、見方が間違っているからだ。
そんな気持ちが生ずる時こそ、独り善がりに陥らないよう十分気を引き締めたい。
世間の人は、長い目で見れば、おおむね正しい判断をしてくれるもの。
あくまでもその正しさを基準に、我が身を顧みたい。

『親孝行はすぐにしよう！』（唐土 新一郎)（第885号）

　僕の父親は、今69歳です。バリバリの職人で経営者でもあります。今でも包丁を握りながら料理を提供し、ソロバンもはじいています。
「料理はホンマもんで決まる。ええもんを使わなアカン。ええもんはええんやあ」と口癖のように言っています。
ありがたいことに、今でも毎月、一緒に墓参りに行きます。これは僕が中学生のときからの習慣です。
　最近、誕生日にウォーキングシューズをプレゼントしました。年をとると足にきます。
だから、足を気持ちよく動かすためにも、良いウォーキングシューズをプレゼントしました。
毎回会うごとに、「あの靴はええわ～」と言ってくれます。
親孝行は生きているうちにすると、なんだか良い気分になりますよ。

『持ち味生かして大きな成果』 （松下幸之助）（第884号）

人は誰も、その人独自の個性、特質を持っている。その自分なりの持ち味を見出し、
伸ばし、十分に発揮して仕事をしてこそ、みずからも楽しいし、よりよい成果も上がる。
お互いに、自分の持ち味とは何か、それをどの程度生かして仕事を進めているか、あらためて顧みてみたい。

『誠実ですか？』（唐土 新一郎)（第883号）

誠実とは、良心の命ずるまま行動すること。
ありとあらゆることに誠実になると後ろめたさはなくなります。自信がみなぎります。
自信がない人は、自分に問いかけよう。
仕事を誠実にしているだろうか？経営に誠実だろうか？他人に誠実だろうか？

『ダメだと思えばダメになる』（松下幸之助） （第882号）

人は誰でも万能ではないから、どんなに努力してもできないことはある。
しかし、これは無理だ、自分にはできないと思ってしまえば、できることでもできなくなる。
自分はダメな人間だ、そう考えた時、その人の成長はとまる。
可能性の芽を、みずから摘み取ることのないよう十分気をつけたい。

『行動は今日以外にない』 （P.F.ドラッカー）（第881号）

最も重要な5つの質問とは、
われわれのミッション（使命）は何か、
われわれの顧客は誰か、
顧客にとっての価値は何か、
われわれにとっての成果は何か、
われわれの計画は何か、
という5つの質問からなる経営のツールである。
成果が現れるのは、今日ではなく明日かもしれない。
しかし行動するのは、明日ではなく今日である。
今日以外に行動する日はない。

『一歩進めば景色も変わる』（松下幸之助） （第880号）

困難に直面し、窮地に立った時、ただ困った、困ったと右往左往してはいないか。
思い悩んでいるばかりでは、事態は変わらない。
まず自分の足で、一歩を踏み出してみよう。
自分が動けば周りの景色が変わって、それまで見えなかったことが見えてくる。
解決の糸口も、そこから生まれてくる。

『本当にいい時代がきた』（特定非営利活動法人 読書普及協会 清水克衛）（第879号）

皆々様。本調子でお過ごしですか？清水克衛でございます。
本当にいい時代が来ましたね。こんなこと言うと普通「？？？」と思われますよね。

　ところがどっこい！私は本当にそう思っています。

　今の不景気というのは、今まで業績の良かった会社が儲からなくなっただけのこと。
時代が大きく流れを変えただけのことなんだと思っています。
そして、その中に溜まっていた良くないものが
噴出しているだけのことだと理解しています。
　これを出しきってしまえば、さらにいい時代になるのは歴史を見ても火を見るより明らかなこと。
そうわかれば、今やらなければならないことは自分自身の心を磨くことなのではないでしょうか。
私が柔道部だからといって精神論を持ち出しているのではありませんよ。（笑）

　私の何かの本で書かせていただきましたが、これからは融合の時代です。
みんなが智恵を出し合ったり励ましあいったりしながら協力しあっていくのです。
なぜなら、これからは今までの成功法則やノウハウなどで簡単に答えを得られる時代じゃないからです。
そういうものは過去の産物になっているからです。
自分自身で答えや道を開いていかないと楽しくないのです。
しかし、人間一人の智恵なんてものはたかがしれているものです。

　ですから大切なのは信頼できる良き友なのです。

　そういう仲間たちで力を合わせあって進むしかありません。
しかし、その前に自分自身が魅力的になり「まず、人を喜ばせよう」
という利他の精神のある人でなければ
良き人が誰も近寄ってくれないし、ましてや智恵を共有しようという素敵な人も寄ってまいりません。
これが最も大切なことです。

『今日の言葉』（小柴昌俊 ノーベル賞受賞物理学者）（第878号）

楽天的でないと仕事はやり通せない

『備えあればゆとりあり』（松下幸之助） (第877号)

スケジュ－ルに追われ、時間に振り回されて気ぜわしく日を送っていると、
あせりが失敗を招き、それがさらに忙しさを募らせてなおあせるという悪循環に陥ってしまう。
そんな時は、思いきって一息入れて、先を読んだ対応策を準備しよう。
そうした備えがゆとりを生み、着実な仕事を可能にしてくれる。