1.お金のかからない生き残り方法
(1)明るく・元気・前向きを自ら数多く発信しふるまう。
世の中、暗い話、元気のない話、後向きな話が多い中で、自分の会社だけは
明るく・元気・前向きな話を多く世の中に発信しませんか?
我々の力で世の中を明るく・元気・前向きにしていきませんか?
今だからよけい効果があるし、目だつとおもいます。
そんな人や社会に、明るく・元気・前向きな人や会社や情報が集まってくる
のではないでしょうか。
(2)『ありがとう』を自ら数多く発信する。
『ありがとう』は必ず世の中やまわりや社員を幸せにする言葉です。
私は毎日100回以上『ありがとう』を家族や社員やお客様やビル掃除の
おばさんやタクシーの運転手さんなどに言い続けています。
必ず『ありがとう』が皆さんを幸せにすると思います。
「ありがとう1,000回でつぎつぎの奇跡。
ありがとう10,000回でたくさんの奇跡。
奇跡が多すぎてまたまた言ってしまう『ありがとう』」(小林 正観)
『ありがとう』の反対語は『当たり前』
家族、上司、同僚、部下がしてくれていることは、当たり前のことでしょうか。
当たり前ではないことが多く『ありがとう』で感謝すべきなのです。
今、この時期だから『ありがとう』を言い続けませんか?
特に社長様、社員さんに「ありがとう」を言っていますか。
(3)『笑顔』でいつも行動する。
成功するには『運』を大切にすること。
『運』を引き寄せるには『笑顔』がポイント。
『笑顔』がコミニケーションの潤滑剤になります。
お金のかからない今日からできる生き残り方法であり、世の中に発信して、
世の中を良くして、社会貢献しませんか。
我々で世の中を変えませんか。
2.経営理念のさらなる浸透を!
この不況と言われる現在「経営理念」の徹底、見直しが絶対に必要です。
全社一丸となる共通の行動指針であり、連帯感の原点になるものだと思います。
今こそ全員で同じベクトルをつくるべきではないでしょうか?
私の恩師の木野親之先生も「松下幸之助だったら今の時代どうするか。」
という講演で「さらなる経営理念の徹底」が重要だとお話しされていました。
日本経営合理化協会の牟田学理事長も、2009年の社長のための重点戦略として、
哲学、思想、倫理観を社内へ浸透させることと、理念の浸透の重要性を語られて
います。
前にも述べましたが、我々職業会計人の集まりであるTKCで22万社のデータを
保有していて、そこのアンケートでも経営理念のある会社と、ない会社では
経営利益が 1.76倍ちがうという結果が出ています。
松下幸之助も「経営成功要因の50%は経営理念の確立と浸透」と言っています。
経営理念の確立と浸透とは
(1)経営理念の作成(見直し)
(2)経営理念の掲示(いろいろな場所、印刷物、名刺など)
(3)経営理念の唱和(朝礼、諸会議、儀式、イベントなどで)
(4)経営理念をボーナス評価(評価点に表彰、発表)
(5)経営理念をお客様へPR(パンフレット、メルマガ、HP、契約書他)
までを徹底するのです。
この原稿を朝7時15分から書いていますが、となりの会議室でどこかの
部の会議があって、TOMAの経営理念の唱和をしています。TOMAでは、
各会議の前には、TOMAの「明るく元気前向き」経営理念を唱和することが、
絶対的ルールになっています。守れない部はやはり残業が悪いです。
意思統一ができていませんから。
今、MKタクシーの新聞(1月16日号)を読んでみたら
「MKタクシー憲章」で
(1)安全運転(2)挨拶(3)美化(4)親切 の4つを基本行動と定めました。
とありました。
これは、MKタクシーの理念の具現化です。
日頃MKタクシーに乗っていて本当にそう感じます。
MKタクシーの運転手さんに「景気はどうですか」と聞くと、
「おかげさまでMKタクシーはあまり景気に左右されていません」と
答えてくれました。
やはり、経営理念の徹底がこの不況をぶっとばすのではないでしょうか?
経営理念(1)創りませんか?(2)見直しませんか?(3)掲示しませんか?
(4)唱和しませんか?(5)ボーナス評価しませんか?
(6)お客様へPRしませんか?
経営理念の作成、TOMAグループでお手伝いします。お気軽にご相談下さい。
さらに深く経営理念を学びたい方は日本創造教育研究所の「経営理念塾」も
ご紹介します。
3.エナジャイズ知ってましたか?
私は知りませんでした。すみません。
「相手に活力を与える人」
「チームリーダーになれる人、大きな部隊を率いられる人」は、
やはりエナジャイズする人でしょうね。」
(槍田松瑩 三井物産社長 月刊「致知」より)
エナジャイズとは相手に活力を与える人で、西郷隆盛のような人だと月刊致知
のメルマガで言っています。
「その人が、そこにいるだけで周囲を安心させ、元気にさせる力を持つ人。
その人が、部屋に入ってきただけで、雰囲気がパッと明るくなる人。」
「どのような困難に出遭っても逃げることなく、明るく・元気・前向きに
信念を持って仲間をリードしていく人」
「一日(西郷)先生に接すれば一日の愛生ず。三日先生に接すれば
三日の愛生ず」(西南の役で西郷と共に城山で果てた増田栄三の言葉)
そのような人間に人格に藤間秋男はなりたいです。
社長やリーダーはエナジャイズに近づくように努力すべきと思います。
4.「ジタバタするんねぇ!」(行徳哲男講和より)
(1)つらく、苦しいことがあったら母親のところ、又は墓へ行っておもいきり
泣きさけべ。すべてぶちまけよ。必ず回答が出てくる。
(2)今、なすべきことをなせ。人間は知りすぎて行動できなくなっている。
行動しないとチャンスは生まれない。なぜやる前に迷うのか、考えるのか?
行動しないとチャンスはない。
(3)ケネディが大統領就任式のときに神に祈った言葉。
「どうか私に困難と戦う勇気と行動力を下さい」
(私がうまくいくようにという願いではなかった)
5.1月「理念と経営」の勉強会(本当に学べます。月1回参加されませんか?)
(1)ビジョン(TOTO株式会社 ウォシュレット)
a.強く・・・・絶対的なブランド価値
b.明るく・・・社員が生き生きと活躍できる場
c.美しく・・・お客様から尊敬される会社
(2)リーダーは誰もが踏み込んでいない分野に自ら先頭になって入り、
皆を引き連れて進む力が必要。先見性や戦略立案が大事。
(3)企業の危機、または好機は後継の訓練、経営交代のチャンス
(4)「暖簾」(のれん)は創り直していくもの。
あぐらをかくことなく「日々是新」
(5)タニサケを「人生で大事なもの、人生をどう生きるかを考える人生道場」
にしたい。
(1)(2)TOTO(株) 社長 不瀬 照雄
(3)(4)(株)あみだ池大黒 会長 小林 林之助
(5) (株)タニサケ 会長 松岡 浩
以上 5.は、月刊「理念と経営」12月号より引用
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