1.「 時代の影響からは誰も逃げられない。
この時代に風穴を開けて進化することはできる。
その気になれば新しい時代を創れる 」(松下幸之助)
先日参加した「理念と経営 経営者の会」東京地区大会で、講師の木野先生が
「今の時代 松下幸之助だったらどうする」というテーマで講演された時の
お話です。大変感動しました。
(1)人間のDNAには150億年の宇宙の歴史が入っている。
それぞれの人間の51代前までさかのぼると2251兆人の
先祖があり、2251兆人のすばらしいDNAが人間には入っている。
人間にはすごい能力がある。使っていないだけ。
(2)松下幸之助だったら、今の時代どうするか。
a.あわてるな。原点に帰れ。(創業の精神、本業に徹する)
b.経営理念の徹底。(見直し、唱和の徹底、教育の徹底)
c.自分の会社の強みを再認識する。(長所伸展・コアコンスタンス)
d.社風を良くし社員のマインドをあげよ。
(人が主役の経営・人に光を当てる経営)
e.社長の一念を高める。
経営理念に祈れ! 今にみていろ! 何くそ! 気合だ!
(3)万策つきたと思うな。独創性が必ず生まれる。
2.TOMAグループはこの不況下「アンパンマン」になります。
TOMAグループでもこの不況下、お客様に常々お伝えしているのは、
「打つ手を全て打った結果なのですか」「万策つきた結果なのですか」
TOMAグループはそのお手伝いを一緒にさせていただきます。
打つ手のアイディアは全て社長様や幹部の皆様の頭の中にあるのです。
2251兆人のDNAがあるのです。
それに対するヒントやアドバイスやまとめをお手伝いさせていただきます。
共に成長させていただきます。
TOMAは「アンパンマン」になりたいと思います。
そしてお客様に「明るく・元気に・前向き」になっていただきます。
それがTOMAの使命であり、経営理念なのです。
「ガンバレなくなったら、呼んでください。TOMAグループはアンパンマンになって
助けに行きます。」
TOMAの総合力でアンパンマンになります。
3.イギリスのロンドンに行ってきました。
ウィリアムズF1という会社を工場見学しました。
あの中嶋悟の子供で中嶋一貴が正式ドライバーになっているレーシングチームの
会社です。
父の悟は日本人初のF1ドライバーで、親子2代のF1ドライバーです。
世界で11社あるF1チームに、ドライバーは各チーム2人しかいないので
世界で22人しかいないF1の正式ドライバーのひとりです。
彼が所属するウィリアムズのスポンサーをしているアチーブメントの社長と一緒に
伺いました。普通では絶対に工場内は見せていただけません。
F1レースはノウハウのぶつかりあいなので、企業秘密ばかりなのです。
以前、企業秘密を盗んだ会社が訴えられ罰金なんと100億円だったそうです。
有名な創業者フランク・ウィリアムズが車イスでわざわざ挨拶に来てくれました。
眼光鋭く色々とお話して下さり、現社長もずっとおつきあいくださいました。
普通では絶対にありえないことだそうです。
売上150億円、従業員は550名で、売上のほとんどが広告収入。
F1の車に少しだけ会社マークを付けても、何億もするのは当然ですね。
ただし、年間18レース前後で割り算すると割安になりますかね。
ただ、世界的な企業でないと難しいかもしれませんね。
工場は365日24時間休みなく稼動しているそうです。
休みはクリスマスと奥さんの誕生日だけだと、冗談か本気かわからない話を
していました。
フェラーリやトヨタなどのメーカーや大資本の傘下ではなく、
唯一の独立系純粋レーシングチームで、創業者フランク・ウィリアムズを求心力に
していて、日本の中小企業と同じでした。
後継者の社長は40歳前後で、マーケティングや財務の得意な社長でした。
ウィリアムズ氏がいなくなった後の求心力をどうするかが課題のように感じました。
経営理念は(1)正直に勝つ(2)社会貢献 すごくシンプルで良いと思いました。
工場内は広くゆったりとして、年間4台くらいしか作らないのですから、
メインは開発と製造で、テストやレース中は改良です。
風力検査場だけは絶対秘密なので見られませんでした。
12月7日の読売ウィークリーに中嶋一貴選手が掲載されていましたが、彼がそこで
着ていたのと同じウィリアムズのシャツを買ってきました。
日本人でまだF1優勝者はいません。
一貴選手が今一番近い所にいます。応援しましょう!!
4.TOMA秋の感謝セミナー 1200名がご参加いただきました。
本当にありがとうございました。(倫理法人会にも大変お世話になりました)
(1)星野仙一氏・・・皆さんが引き込まれていました。
a.笑顔が大切(明るく)
嫌なことがたくさんあってもいつも笑顔でいる。
b.元気でなければダメ
どんなことがあっても元気に振舞うと心技体が全て健康になる。
「疲れたと言っては疲れるだけ」
c.迷ったら前に出る(前向き)
いつも迷った時には常に前に出た結果、いつも良かった。
(やはり前向き人生で絶対必要ですね。)
以上 星野さんはTOMAの経営理念と同じで、
常に「明るく・元気で・前向きであれ」とお話いただきました。
先月ぐらいまでは、マスコミからたたかれ、愚痴だらけのはずが、
さすがに星野さんでした。
(2)京谷和幸氏・・・車イスの元Jリーガーで、今年の北京パラリンピックの
日本選手団の主将です。
あの交通事故があったおかげで以下のような事に気づいた。
(それまでは、エリートJリーガーで気づかなかった)
a.自分は恵まれている。
妻、子供、友人、周りの人たちに支えられている。一人じゃない。
b.良い出会いばかり。
c.夢や目標に向かっていると楽しい。
今はサッカー界への恩返しがしたい。Jリーグの指導者になりたい。
ハードル高い夢を持つ。
(3)大嶋啓介氏・・・「夢は必ず叶う」
夢を語り合うすばらしいお話をいただきました。
(4)西田文郎氏、大嶋啓介氏、京谷和幸氏のコラボレーショントークは、
ツイてる人、成功している人に共通することについてのトークでした。
やはり「明るく・元気に・前向き」だったような気がしました。
1200名以上の方が、今の暗い世の中で、TOMAグループの経営理念
「明るく・元気に・前向き」を感じ、世の中に「明るく・元気に・前向き」を
発信して、日本中を少しでも「明るく・元気に・前向き」にしていただけたと
信じています。
本当にありがとうございました。
5.我々日本人は幸せでしょうか?
日本人全員が幸せだと思います。
「もし、世界が100人の村だったら」(作者不明)を最近入手しました。
(昔はやりましたが、再入手しました。)
世界を100人の村に縮小すると・・・
a.70人が文盲
b.50人が栄養失調
c.1人だけ大学教育
d.1人だけコンピュータ所有
e.冷蔵庫に食料、着る服、頭の上に屋根があり寝る場所があるのは25人
どうですか?
6.「理念と経営」2008.10月号 勉強会より
(理念と経営の勉強会 すごく学べます。一回参加しませんか?)
(1)組織は安定したらそこで終わりだ。
あっちへ揺れ、こっちへ揺れることによって、
その次はどこへ行くのかというエネルギーを発散したり貯めたり
することが、商売にとっては大事なことなのだ
(ユニクロ 柳井正 著、「一勝九敗」新潮社)
(2)・本当の成功とはどんな厳しい時代にも利益を出し続けることです。
・少数精鋭こそが最良の合理化。
・仕事に必要な人だけ採用する。
・苦楽を共に。苦しい時は互いに苦しみ、楽しい時は互いに楽しむことを
従業員と共有する。
・利益を上げる、儲けることは税金を通した地域社会に対する最大の貢献だ。
(信越化学工業株式会社 社長 金川千尋)
(3)1000年以上、52代続いたのは3つの危機を乗り越えた鉄へのこだわり。
(有限会社明珍本舗 明珍宗理)
(4)自分が心を高めた分だけ会社は伸びる。(石原金属株式会社 会長 石原昭)
(5)本当に危機感のない会社が潰れる。(勉強会の話し合いの中で出てきました)
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