(1)日本M&Aセンターの国際会議で、タイのバンコクとネパールへ行ってきました。
1.日本M&Aセンターは日本の大手会計事務所が多く参加する、中小企業の
事業承継のためのM&Aを多く手がける会社です。TOMAも参加しています。
2006年に店頭公開して1年半で1部上場になりました。(日本では最短の期間
だそうです。好業績です)そのくらい今事業承継で後継者がいない、いても
全部の仕事は引き継げないなどの理由から、M&Aをする会社が多いのです。
又、成長する企業は自分のエリア拡大、商品拡大、取引先拡大、
新規ビジネス拡大のために、M&Aで成長しています。
今のアメリカなどの外資企業がするような敵対的M&Aではないのです。
両者合意のM&Aです。
それにより、家族や社員やお客様が幸せになる友好的なM&Aなのです。
私も何件もお手伝いをして喜ばれています。
無理な、強引なM&Aでなく、双方が納得してのM&Aだからです。
藤間も多く経験していますので、長所・短所や、どんなM&Aがよいのか、
無料でご相談にのります。お気軽にご質問下さい。M&Aをしない選択もあります。
2.日本M&Aセンターの成功ポイント(社長の話)
a. 経営意識ー創業当初より「公」の企業として運営。ガラス張り経営。
多くの人から出資してもらう。
b. PLAN-DO-SEE 経営。
経営計画を作り、実績分析の重視(TOMAがお客様にすすめていること)
c. 営業の強化ー人材計画、人材育成にお金をかける。
d. 管理本部の強化→管理本部に優秀な人を迎えた。
3.経営理念『M&A業務を通じて企業の「存続と発展」に貢献する』
4.企業目標「コンプライアンス遵守と企業の社会的貢献を重視した経営を行う」
5.業績 売上 経常利益
2006/3 20億 7億
2007/3 26億 10億
2008/3 予想 34億 15億 社員100人 自己資本比率77%
すごい会社です。
2~4までをみると、成功企業の条件がわかりますね。
「経営理念を大切にし、人のお役立ちをして、きちんと経営計画を月次でたてて、
毎月それを実績と対比して、それを社員評価に結びつけていく」
これが成功企業だと思います。
それのどれかが欠けているのが、一般の中小企業だと思います。
「想い」と「システム」づくりだと思います。
(2)「ワーク(仕事)= ライフ(人生)」のすすめ 丹羽宇一郎氏
(伊藤忠商事会長 ←ビッグ企業を再生させた人)
1.人は仕事で磨かれる。
苦しい仕事に真正面から立ち向かい、激烈な緊張感を伴う仕事をすればするほど
得られるものは大きい。
困難な仕事を次々と成功させ、涙が出るほどの感動や感激を味わうことによって、
人は磨かれていくのです。
2.人間は課題を失えば自殺者が非常に増加する。
人間は目指すものやクリアすべき課題があるから生きていける。その課題こそが
人生なのです。
3.死に物狂いで働くのは最初は苦痛に感じるかもしれません。結果、周囲から期待
され評価され、仕事はグレードアップします。
決しておごることなく努力を続ければ、人から感謝され、期待され、ほめられる。
それが大きな生きがいになる。そうなればますます期待にこたえて働きたくなる。
人間の本来の生き方とはそうしたものです。
4.「働くことを楽しむ」ことができる仕事と環境を社員に与えることを実行する。
そのために幹部はよく人を見なければなりません。
そして部下を認めて、任せて、ほめる。
これがリーダーに求められる三原則です。
(3)あなたのライフプランを作りませんか?
いつまでも社長は続けられません。いつか会長になったり、退任したりします。
その後の人生は考えていますか?
私は65才(今55才)になったら、TOMAグループを今の社員達に社長に
なってもらい、私は引退することを宣言しています。
65才になったら 1. カレー屋さんで上場したい。
2. ライブハウス経営をしたい、と宣言しています。
そのための資金計画もたてています。
私は1と2で、死ぬまで現役でいたいと思っています。元来なまけ者ですから、
自分に対して常に目標を作らないといけないと思っています。
皆様はこれからの高齢化に向けて、老後の人生をどうしますか?
生活費もどうですか? 人生のキャッシュフロー計算はできていますか?
絶対に、常に目標のある人生が必要だと思います。
TOMAでは「あなたのライフプランづくりのお手伝い」をいたします。
詳しくはコチラ (★http://www.toma.co.jp/asset/pdf/life_plan.pdf)
(4)TOMA「理念と経営勉強会」(累計80回以上、延べ出席者2000人以上)が
教材の月刊誌「理念と経営」に取材を受け、4月号誌面に紹介されました!
詳しくはコチラをご覧下さい。(★http://www.toma.co.jp/publicity/pdf/0027.pdf)
後継者教育、社長の勉強に最適です。無料勉強会です。一回参加されませんか?
TOMA「理念と経営勉強会」のご参加方法はコチラ
(★http://www.toma.co.jp/pdf/rinentokeiei.pdf)
以下はすべて先月の勉強内容、月刊誌「理念と経営」2008年2月号の内容です。
1.425年の伝統の会社「㈱印傅屋 上原勇七」。「 」が企業名です。
戦国時代から続く老舗企業。
a. 商品、企業の品質を高めての拡大はいい。
品質の向上の伴わない拡大はダメ。
b. 425年続いた理由は「時代に合った商品を提供してきたこと」。
良い技術、素材だけではダメ。需要があってこそ本物で、
そうでなければ自己満足になる。
c. 企業理念ー「人間尊重を基本とし、人と環境にやさしい、最良の製品を作り、
提供し、社会に貢献します」
2.「 やってみなはれ 」( サントリー株式会社 )
常に新製品を生みつづけるフロンティアスピリット。
a. 日本最大の同族企業。非上場。
b. 洋酒メーカーからの変身。
経営理念「 人と自然と響きあう 」
酒、飲料、健康食品、外食、花事業などをやっている。
c. やるか、やらないかふたつにひとつの決断。
やってみてわかって成功、失敗、どちらでも次へ進むことができる。
やらずに悩んでいたら前進できない。
この精神から決心して参戦することの深い意味と、競争を勝ち抜いて
いくための勇気とを与えられる。
d. マーケティングとは、「 まいど 」( 毎度 )
お客様と長い付き合いを目指します。
そのために一回売って「 さよなら 」するのではなくて
「 まいどおおきに 」( 今回もありがとうございます )と、
( またよろしく )がセットになっている。
3.社長力「必死で働く社員さんを守りぬく」
a. 社長力とは「社員さんの雇用を守るために知恵を出し、
創造性を発揮して、明日の自分の会社を守る力です」
b. 守られた社員さんもまた、社長の誠実な経営姿勢に動機づけられ、
社員さん自身も会社を守ろうとするのです。
4.管理力「社長のビジョンを理解し、その『語り部』たれ」
a. 管理力とは「社長を守り、部下を守る力」
b. 管理力とは人を育てる脳力のことで最終的には部下を優勝者に育てあげること。
5.現場力「あなたが会社の成否の鍵を握っている」
a. 会社を守り、家族を守り、社長や幹部を守ってこそ、一人前の人間です。
徹底して自分の実力を磨いて、お客様や会社に貢献する。
b. 自分が人を守った分、必ず人に守られる。
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