◇「宇宙の塵」何か一つでもいい いいことをして この世を去ろうではないか 散る花を惜しむ心があったら 一匹のこおろぎでも 踏み殺さないように 心してゆこうではないか 大きなことはできなくても何か自分にできることをして 宇宙の塵となろうではないか
◇「三万六千五百朝」(棟方志功)なんといういい言葉だろうか。百年生きたって僅か三万六千五百朝だ。一朝だってムダにしてはならないんだと、腹にしみわたるような言葉だ。
◇「前向き人生」人生は一度きりだから ころんでも立ち上がり 前向きにいきてゆくのだ
◇「われ事において後悔せず」わたしは熊本県生まれであるから、宮本武蔵の名は知っていたが、墓に参ったことはなかった。やっと念願かない彼の墓に詣でた時、一番感動したのは「われ事において後悔せず」といった彼の遺語であった。剣一筋に生きた彼のリンリンとした気概が、熱鉄丸のように、この言葉の中にこもり、今なお生きてわれわれを励まし力づけ奮起を促してくれる思いがした。
◇「三学」一つ いかに生きるかを学べ 二つ いかに愛するかを学べ 三つ いかに死するかを学べ
◇「なやめるS子に」だまされてよくなり、悪くなってしまっては駄目。 いじめられてよくなり、いじけてしまっては駄目。
ふまれておきあがり、倒れてしまっては駄目。いつも心は燃えていよう、消えてしまっては駄目。いつも瞳は澄んでいよう、濁ってしまっては駄目。
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