168巻、約7万ページもある「帝王学」では人としてもっとも大事なのは「福」「禄」「寿」だと教えています。
「寿」とは、病気にならず、健康に生きられるためのくせづけ。
「福」とは、人間関係をよくするためのくせづけ。
「禄」とは、正しい経済生活を行うためのくせづけ。
6歳までに「寿」を知り、6~12歳で「福」を知り、12歳以降に速やかに「禄」を知るように説いています。
このためには、私は「本物の人」(付き合うどのような人に対しても明るく、元気にする人)になるように努力すればよいと考えています。
ちなみに、「本物の人」の特性とは、以下のとおりです。
(1)「福」「禄」「寿」を知り、実践している。健康で、人に好かれ、正しい仕事をしている。
(2)過去にこだわらない。未来を見つけ今を一生懸命生きている。
(3)すべてを肯定して、まず受け入れる。そしてプラス発想する。
他人に対して、決して批判や欠点の指摘をしないし、悪口を言わない。
いじめたり、脅したり、不安がらせない。押し付けもほとんどしない。
(4)他人に対して常に親身で愛情を持って接し、だれをも安心させ、未来に夢を与えてくれる。
(5)ええ格好しない。自慢しな「、差別しない、謙虚で言動は一致している。
(6)効率的に生きている。(ムダをしない、質素である)
(7)我欲(金銭欲、所有欲、権力欲、名誉欲、快楽欲)は最低限である。
(8)気にしない、こだわらない。
(9)根源的に大事なことをよく知っている。本物と付き合い、いろんなものを本物化している。
(10)世のため、人のためになることはするが、ならないことはしない。「本物の人」を目指して、どんどん成長していきたいものです。
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