素直な心とはどういう心であるのかといいますと、それは単に人にさからわず、
従順であるというようなことだけではありません。
むしろ本当の意味の素直さというものは、力強く、積極的な内容を持つものだと思います。
つまり、素直な心とは、私心なく、くもりのない心というか、
一つのことにとらわれずに、物事をあるがままに見ようとする心といえるでしょう。
そういう心からは、物事の実相をつかむ力も生まれてくるのではないかと思うのです。
だから、素直な心というものは、真理をつかむ働きのある心だと思います。
物事の真実を見極めて、それに適応していく心だと思うのです。
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