自分の事や自分のやり方を批判されたり、とやかく言われたりすると、「分かってもいないくせに」と、つい反発したくもなってくる。
自分の事はよく分かってくれているはずの親や兄弟、夫や妻から言われてもそうである。
ましてや、生い立ちも体験も異なり、したがって物の見方も違う他人であればなおさらであろう。
けれど、他の人の批判や意見には当たっている点や得るところが必ずあるものである。
それを、「どうせ他人には自分のことは分からないのだから。」「自分とは違うのだから。」と聞く耳をもたなかったり、
「何がわかるか!」と反発し拒絶してしまっては、せっかくの他の人の知恵は生きてこない。
どんな人のどんなひと言にも、まず素直に耳を傾けよう。
学ぶべき点を見つけて反省の種にしていこう。
そうすればそこから新たな気づきや、みずからの成長の糧がきっと見出せるにちがいない。
お互い、一人ひとり物の見方、考え方が違うからこそ学びあうこともできるのである。
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