デジタルペンってご存知ですか?
通常のペンとの大きな違いは、紙などに記入した文字や図が瞬時にデータ化される点
です。
パソコンが普及し、多くのデータがパソコンで管理されるようになりましたが、
手書きの伝票や報告書などは、まだまだ存在しているのが現実です。
今回は、デジタルペンを使ったアプリケーションを開発している株式会社アルテの
菅野様に、デジタルペンの現状と今後の可能性についてお伺いしました。
Q.デジタルペンの特長とメリットは何ですか?
A.デジタルペンを使ったアプリケーションは、それまで慣れ親しんだ「紙とペン」で書
かれたアナログな情報をデジタルのデータに自動的に変換して、様々な用途に利用す
ることができます。
Q.PCがなくてもデータ送信が可能ですか?
A.はい。携帯電話よりインターネットを経由してデータを送信することができるため、
PCのない屋外からでもデータ送信が可能です。もちろんPCからのデータ送信もで
きます。
Q.現在、どのような場面で使用されているのですか?
A.病院の問診記録や引越業者の見積作成書などに使用されています。
Q.使用者の反応はいかがでしょうか?
A.ある病院では、手書きの問診記録を毎日スキャナで読み取って保存するのに数時間か
かっていたようです。デジタルペンを使用すると、その作業がなくなる上、個人カル
テとリンクづけて保存ができるため、データ化した後の情報活用にも大きく貢献でき
たようです。
Q.御社では、どのようなアプリケーションを開発しているのですか?
A.現在、デジタルペンを利用した会計システムを開発しています。日々、手書きの伝票
を書くだけで、いつでも経営速報が閲覧できるシステムです。作業の効率化だけでな
く、経理を経営に役立てるシステムを構築したいと考えています。
Q.その会計システムはいつごろリリースされるのですか?
A.2007年の1月には、本格リリースする予定です。少しでも、企業のお役に立ちた
いと考えております。
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