1. 今こそ、社長や幹部が明るく元気前向きに!
(1)明るく元気なあいさつ(おはよう、ハイ、ありがとう、行ってきます、
ただいま、おかえりなさい)を社長や幹部が率先垂範していますか?
(2)すべて、前向きに考え、前向きに判断し、前向きに行動を、社長や幹部が率先垂範
していますか?
皆様の会社内は、明るいですか?元気ですか?前向きですか?そんな環境に社員はついて
くるのです。そんな社長や幹部になってもらいたいと、社員は願っているのです。
京セラ、KDDIを中小企業から1兆円企業にし、JALの会長になって再建している
稲盛和夫様の有名な言葉に、人生・仕事の結果(幸せ)=「考え方」×「熱意」×「能力」
とあります。3つの要素が掛け算であり、足し算ではないのです。能力より、明るく・元気・
前向きと言っています。
A.「考え方」 最も大事なもので、-100点から+100点まであり、常に前向きで、
明るく肯定的であること。
B.「熱意」 明るく元気に事をなそうとする情熱や努力する心で、0点から+100点。
明るく元気な声は、高い点になります。
C.「能力」才能や知能などの先天的な資質は、時間のかかる努力が必要です。
0点から30点まで。
掛算ですから、能力があっても熱意に乏しければ、いい結果は残せません。能力と熱意に
恵まれながらも、考え方の方向が間違っていると、それだけでネガティブな結果を招いて
しまう。考え方が、マイナス、後向きであるとマイナスにしかならないのです。
(5月におくればせながら、稲盛塾長の「盛和塾」に入塾させていただきました。
稲盛さんの考え方を、皆様にこれからお伝えしていきます。)
2.心にエンジンをかける小さな習慣(中谷彰宏)
悩んでいても行動できる人こそ、心の強い人です。そうした人たちには、いくつかの共通点
がありました。
(1)声の大きさは心の強さのバロメーター。
迷ったり、落ち込んだりしている時も、成功者は、一様に大きな声を出します。世の中で
「ハイ」という返事の元気な人と元気でない人がいます。飲食店で流行っていない店の
オヤジは、返事が悪いです。お客様の足は遠のき、売上げが落ち、店主の元気がなくな
り、元気がなくなると店主は返事しなくなり、結局元気のデフレスパイラルに陥るので
す。社内が暗く、元気でないのも、社長や幹部のおはよう、こんにちは、ハイなどの声が
小さいからです。
(2)迷った時、声を大きく出す人。
声を出せば、決断できる。返事だけではありません。迷いがあると声が小さくなります。
決断する時「よしやる!」と大声を出します。
(3)悩みは「かゆみ」で行動することで忘れられる。
「かゆい」と感じるのは、じっとしているからである。どんどん行動すれば、忘れられ
ます。悩むのが悪いのでなく、立ち止まるのが悪いのです。
(4)成功している人は、心がやわらかいです。
「あいつはダメだ」など、批判、悪口、中傷は悪い循環になります。自分も相手も否定
しない人は、まわりからも否定されません。ちゃんと認めてもらえる循環に入ります。
(5)運のいい人しか「めんどくさいこと」は頼まれません。
「めんどくさいこと」を楽しむ余裕を持つことは、仕事を楽しむ余裕を持っているとい
うことです。そんな人は、悩んで立ち止まることもありません。その余裕も心を強くし
ます。又、ラクなことに喜びはありません。
3.「仕事を充実させる秘訣」
(天才コンサルタント松本望太郎氏の講演を倫理法人会で聴きました)
◎「毎瞬、毎瞬、全力で目の前の人に喜んでもらうこと」
いつもいつも、家族、同僚、お客様、業者、通りすがりの人、飲食店、タクシーの運転手な
どすべての人に喜んでもらう努力をし続ける。そのためには、感謝する、ありがとうを伝え
る、誉める、一緒になって問題解決する、笑わせるなどを実践する。不機嫌な居酒屋の店員
やタクシーの運転手に対して、誉めて、感謝して、不機嫌をなくしたらこちらもハッピーに
なります。我々コンサルタントが言っても、指導しても行動しないのは、お客様が悪いので
なく、我々が悪いと思うと改善されます。そして傍観者でなく、率先垂範しなければやって
くれません。
いつでも率先垂範すべき事(皆様のお客様に対しても同じだと思います。)
(1)明るく元気な挨拶
(2)情熱的前向きな対応
(3)傍観者、第三者でなく、一緒に考え行動
(4)良いところを誉める
(5)説得力のある提案書で、説得力のある説明をしている
家族、同僚、お客様、業者、掃除のおばさん、宅急便業者、不機嫌なウェートレス、タクシー
運転手などに、「毎瞬、毎瞬、全力で目の前の人に喜んでもらうこと」をしていきませんか?
本物の人間、本物の社長、本物の幹部、本物の一流専門家に近づきますよ!
4.TOMAグループは明治23年創業で、120年以上続いています。
TOMAは100年以上続く老舗の研究を続け、老舗セミナーも今回で2度目となります。
結果として「100年続く企業の仕組み」を完成させ、仕組み創りのコンサルティングメニューを
ご用意しております。詳しくは、お気軽にお問い合わせください。
まずは、所長の藤間秋男が無料個別相談を対応させて頂きますので、お気軽にご相談ください。
TOMAグループは、1000年続く仕組みを創っていきたいと思っています。
TOMAのビジョンである「お客様の見本」になりたいと思っています!
5.万人幸福の栞16条「己を尊び人に及ぼす」(尊己及人)
(倫理法人会で輪読しています)
(1)人は案外、浅知恵である。世の中にたった一つしかない宝を、一番粗末にしている。
その宝は、自分自身である。
(2)人は働けば健康である。なまければ命をちぢめ、己の不幸をまねく根本原因である。
(3)最も己を大切にすることは、自己の個性をできるだけのばして、世のため人のために
働かすことである。
(4)己を尊ぶの極みは、ささげるにある。人の喜びは、まことのわが喜びである。
世と共に喜び、人の悲しみを己の悲しみとする。小さい己は、消えうせて、
天地と共に生きる。不死永遠の絶対境である。
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