1.宮城県石巻と女川へボランティア活動に行ってきました。
(1)宮城県でも、海側と内陸でまったく状況が異なる。(津波が原因)
(2)たくさんのボランティアが入っていて、何日間も泊まって被災地の各家庭のヘドロ
や家具などの排出などをやっている。
(3)我々がお手伝いした家庭では、ヘドロと製紙会社の紙がすごく、それを土嚢袋に入
れて外へ出すのが大変で、12人が5時間フルにやって、1軒の家庭がやっとの状
況です。
(4)各家庭の170cm前後のところに、壁やガラスに1本の線のようなドロの跡があ
り、すべての家庭が、そこまで津波で浸水したことがわかります。
(5)我々がボランティアしたところは、石巻の海から300mくらいの所でしたが、海
に近いところは10m以上、女川にあっては17m以上の津波がきて、全壊の状況
でした。本当に、木造はまったく残っていなく、鉄筋でも外わくだけが残っている
状況です。石巻市では、6800人以上の方が死亡、行方不明になっているそうで
す。4階のビルの上に車がのっていたり、交番の建物が横になっていたり、町中が
がれきの山です。夜は真っ暗で、だれもそこにはいません。
(6)避難生活している体育館に行きましたが、床にシートを引いてザコネで、1日2食
の配給で食事していました。本当に、いつまで続くのか心配です。
(7)これだけ建物が全壊していると、建て替えたりする時の地権とか資金や、この場所
で建て替えするのかということなど、本当に難問だらけです。
(8)物資も、食料は受け付けてもらいましたが、衣料は置く場所がないと断られました。
(物資は、必要とされる物のみ届けましょう)
(9)明るい話としては、
A.避難している体育館では、外で子供が大声を出して遊んでいました。
B.自衛隊がつくった共同風呂があり、そこには笑顔がありました。
C.ボランティアをしたご家庭の向かいの奥さんと話しましたが、1ヶ月かけて自宅
の整理をしてやっと住めるようになり、笑顔でガンバリますと言ってくれました。
D.全国から大勢のボランティアがきています。日本人って素敵だと思います。
(老若男女です)
2.東日本大震災へのコメント(関東大震災でも20万人が死亡)
(1)オリックス会長宮内氏。
第2次世界大戦で、日本人は300万人以上死んでいる。
広島、長崎へ原爆を落とされたが、戦後30年で世界第2位の経済大国になりまし
た。日本人の力はすごい!
(2)作家 村上龍。
今までの日本には希望がなかった。まとまりがなかった。震災があって日本人がま
とまって、東日本の復興を、日本の発展を願う希望が出てきた。
(3)藤間秋男。
この震災があって5年後、10年後、原発、省エネ、環境、震災などの問題をすべ
て解決し、世界に本当に誇れる、世界から本当に尊敬される国になると信じます。
そのためにTOMAグループとしての使命「本物の一流専門家集団づくりによる
お客様と社員の幸せづくり」を徹底し、社会に貢献し、世界から尊敬される国づく
りのお手伝いを少しでもしたいと思います。
3.日創研沖縄ビジョンセミナー参加しました。(8回目です。)
TOMAグループの10年後のビジョン考えてきました。すごい内容になりました。
学んだこと。(木野先生、田舞社長)
(1)経営者の唯一の仕事は、ビジョンを示すこと。
(2)経営者は錦の御旗を使命感として発言、行動すべき。
(3)ビジョン経営とは、
A.ニーズ(自分の欲望-何をしたいのか?)エネルギーの根源。
B.ミッション(使命-何のためにしたいのか。何故したいのか?)
社会のため、社員のため、お客様のため。
C.ビジョンを明示(方向性)
(4)経済と経営は別。経済が悪くても、経営は社長がやるべき努力をすれば、必ず良く
なる。不況の時こそ経営者の力量が問われる。良い商品やサービスが、絶対に勝つ。
(5)いかなる不況の中にも、成功がひそんでいる。
(6)人の不幸の上に幸せをつくってはいけない。
(7)毎日決算、月次決算、年次決算、毎日が決算の連続。日々の売上、日々の経費、
日々の行動の積み重ね。
(8)会社が本質的に変化する(異質化)
A.社長も B.社員も C.社風も 変わる。必要がある。
(9)我々は、世の中に奉仕するという崇高な使命に基づいて、仕事をやっているので
あって、名誉とか成功とか私的欲望から発しているものではない。(松下幸之助)
(10)経営成功要因
A.経営理念の確立と浸透(50%)
(絶対条件。経営理念に祈れ。)
B.社員たちの個性が、最大限に発揮できる環境。
社員全員が、経営理念を共有し、社員一人ひとりに光を当てる環境をつくる。
→社員の個性を伸ばし、事業を拡大(30%)
C.戦略、戦術(20%)
これは、社員が好きにやったらよい。
・経営理念が確立と浸透していたら、ビジョンも戦略も明確になり、社員一人ひとりに
使命感を持たせることができるのが、「王道の経営」なのです。使命感をもった社員が、
元気に働く事業が、成功しないはずがありません。
(11)本当に社員を大切にしているか。社員はただの社員にあらず。社員は会社の命。
社員は社長の分身。本当に社員を大切にしている会社が、失敗するはずはない。
(人間主役の経営、人に光を当てる経営)
(12)ビジョンは欲望、それをコントロールするのが使命。
(13)「成功する人」・・・命を何のために使うか→志を持っている→努力している
事業を通じて、命がどうあるべきかを表現している。
「成功しない人」・・・死という自覚がない→志がない→努力しない
・生きているうちに何かを残す
(藤間秋男はTOMAグループを1000年残したい)
(14)社会からの要請がないかぎり大きくはしない。(松下幸之助)
(15)悩んだ分だけ成功する。悩みまくる。
(16)人に光をあてる経営。
A.すべての人を生かす経営 B.すべての人を蘇生する経営
C.すべてのものを明らかにする経営(オープン)
(17)A.使命の共有 B.経営理念の共有 C.ビジョンの共有 を
社長、幹部、社員がした時に必ず成長する。
(18)幸せは、万里の外から招きよせる。(遠い)
災いは、千里の外より攻めてくる。(近い)
(19)理想を言う社長と、言わない社長で社風がちがう。
(20)人は、勇気を発した回数だけ、人が成長する。
勇気とは難しい事に挑戦し、逆境に立ち向かうこと。
(21)経済予測が当たったためしなし。→あとは自分の努力しだい。
(22)困難が出てくる会社は、進んでいる会社。
4.TOMAグループ10年後のビジョン(沖縄ビジョンセミナー)
(1)全国10支店で、全国ネットのグループになる。
(2)お客様の海外進出に備え、世界のネットワーク構築。
(3)いつでも株式公開のできる業績、社内体制、人事制度などをコンサルティング。
(4)理想的なバトンタッチのコンサルティング。
(5)もっとおせっかいなコンサルタンツグループになる。他
などのビジョンをつくりました。
最近のコメント