・鉄志玉情:金田一京助(言語学者)
・奮志専精:米内光政(政治家)
・百折不撓:多鎖綱紀(日本速記術の創始者)
「この三様の言葉は、人生に花を咲かせるために欠かせないものを示唆し、期せずして見事に一致している。
そういえば、作家の五木寛之さんから聞いた話がある。
朝顔の花は光を受けて咲くのだと思われていた。
しかし、ある植物学者が朝顔のつぼみに二十四時間、光を当てていても、花は咲かなかった。
朝顔の花が咲くには、朝の光に当たる前に、夜の冷気と闇に包まれる時間が不可欠なのだという。
私たちは、生きているというだけですでに花は咲いていると思う。
それはまぎれもない事実である。
しかし、丹精を込めた花がさらに見事に咲くように、私たちも自ら意志することで生命をさらに輝かせ、
深い花を咲かせることはできるのだ。」(藤尾秀昭)
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