営業支援システムとは、紙の営業日報がIT化されたものといえますが、もう少し丁寧に言えば、日報と顧客台帳(顧客カード)が同時にIT化されたものだと言えるでしょう。要するに、日々の動きと商談の流れを同時につかむことができるものだということです。これにより日報を打つだけで、商談のプロセスを分析したり、受注見込みの先行管理がタイムリーにできたり、履歴管理が可能になり、営業活動を多面的に把握することができるようになります。
【営業支援システム(SFA)の機能は以下のように大きくわけて4つです。】
①顧客情報・案件情報・マーケット情報収集機能
顧客のニーズや人脈情報、案件や物件の動きやマーケット全体の動向などを吸い上げる機能です。
②営業アプローチ管理機能
自社の営業担当者がどのようなアプローチをしているかを把握し、営業プロセスや商談の進捗度を分析する機能です。
③指導育成・行動修正機能
顧客ニーズと営業活動のズレやミスマッチ是正し、営業担当者を日々指導し育成する機能です。
④ナレッジマネジメント機能
各人が持つ暗黙知(知識やノウハウ)を形式化(文章化)することで社内の相互利用を生み出し創発させる機能です。
*紙に日報では情報を共有することが難しく、せっかく書いた日報が活用されずに他の書類と共に埋もれてしまいます。これからは日報を活用して、顧客情報を共有していきませんか?
最近のコメント