GoogleやYahoo!といった検索サイトでホームページ探しをすると検索結果の
ページの上や右の部分に、「スポンサー」と書かれた欄が表示されることがあります。
これは、検索サイトによって表示されている広告で、気になる広告をクリックすると
広告を出した会社のウェブサイトなどにアクセスできます。この広告が「リスティング広告」です。
リスティングというと、一見特殊な用語のようですが、じつは「リスト(一覧)表示される」というだけのことです。
☆「検索結果」として広告を表示☆
この広告表示を注意深く見ていると、いくつか気が付くことがあります。
まず、非常にシンプルな文字だけの広告だということです。
どこか懐かしい、新聞の三行広告の雰囲気を感じます。
次に気が付くのが、検索時に入力した言葉によって
表示される広告の数が違うことです。
10個選ぶこともあれば、まったく表示されないこともあります。
そしてもう1つ、表示された広告をよく見てください。
自分で検索した内容と関連した広告ばかりが並んでいませんか?
たとえば、中古車を買おうと考えて、「トヨタ」「中古車」「価格」の
3語を入力して検索すると、中古車の買い取り、もしくは販売を行なう企業の広告が並びます。
リスティング広告は、あなたが検索したキーワードに応じて、表示される広告が選ばれているのです。
そのため、リスティング広告は「検索連動型広告」とも呼ばれます。
従来型のネット広告が、不特定多数の利用者をターゲットに大量に露出するスタイルで利用されることが多かったのに対して
リスティング広告は非常に多くの検索サイト利用者に対して、それぞれ異なる広告を見せることができるのが大きな特徴です。
検索サイト最大手のGoogleはリスティング広告を「アドワーズ」として自社で取り扱っており、ほかの国内検索サイトの多くは
ネット広告大手のオーバーチュア社と提携し、同社の「スポンサードサーチ」を利用しています。
(引用文献:仕事とパソコン2007.Aug.)
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