図表は、不動産会社が実施した「住宅購入に関する意識調査」の結果である。「今、買い時だと思うか?」との問いに対して、「買い時とは思わない」が、ここへきて急増している。
ここ数ヶ月、住宅需要がピークを迎え、地域によっては減退傾向にあることを伝えてきたが、アンケート結果にも現れ始めている。
この調査の対象者は、大都市圏の居住者が大半だと思われるが、買い時だと思わない理由を尋ねてみると、「不動産価格が高くなった」(65%)、「今後、不動産価格は下がると思われる」(44%)が上位にあり、価格が上がりすぎだと考える消費者が増えていることがわかる。
需要はあるので、見方を変えれば、売却金額を少し下げればまだ売れる時期だともいえる。
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