経営学の成り立ちをご存知でしょうか?
結論を先に言いますと、ヒトとモノとカネの管理手法が出発です。
つまり、オペレーション(運営)の管理、できて当たり前のことをきちんとやりとげるか?が出発点です。
もちろん寄って立つのは基本理念などの経営指針であることは間違いありませんが、頭を使うところはそこに留まりません。
特にミドルと呼ばれる中間管理職以下の仕事はここばっかりといっても過言ではないでしょう。
こうなってくると、経営者と管理職など幹部は動きがまったく違うことが見えきます。
しかし、経営層と管理層を明確に区別できない会社が多い。
現場管理に埋没してしまう経営者も多ければ、将来のビジョンを描くこと、売上が上がらないことを管理者の責任にする経営者も多い。
「的外れ」とはこのことですよ。
売上を上げる(つまりビジョンを描き、どの収益を選択するかを決める)のは経営者の仕事。
現場を管理し、取りこぼしをなくし、無駄な費用をなくし、利益を守るのは管理職、幹部の仕事。
こうなれば、手をつける順序はおわかりですよね。
まずは現場をしっかりと任せられるような幹部の育成がなければ、ビジョンを描くところまで行きません。
御社が10人を超える程度の規模なら、オペレーションを任せられる人材が必要になってくるでしょう。
次は従業員30人のステージ、そして50人、100人のステージが待っています。
10→30→50→100の階層を越えていくのは結構大変なんですよね。
しかし、100人くらいまでなら、問題はオペレーション(運営)の管理です。
経営を網羅する管理には、そう大層なものはありません。(計画や資金繰り、人事のしくみ、販売管理などです)
管理手法となれば相場は決まっているということです。
であれば、今あるものを、できているところから持ってきたほうが圧倒的に速いですよ。
当事務所の財務コンサル部、人事労務指導部、ITコンサル部では管理手法を網羅的に提供しています。
初回相談は無料です。ご連絡お待ちしております。(ジャパネットたかた風~)
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