顧客から自社の事業を問う作業は、現在の事業について問う作業でもあります。一方、この作業に加え、「事業の将来」と「あるべき事業の姿」、双方を問うことが必要です。
事業の将来を問う
事業の将来を問う手法として、次に挙げる5つの要因についてチェックすることが重要だと指摘されています。
① 人口の増減と構成
② 経済
③ 流行・趣味
④ 競争による動き
⑤ 満たされていない欲求
についてです。
あるべき事業の姿を問う
同様に、あるべき事業の姿も問わなければなりません。この作業は言い換えると、企業の使命に合致しなくなった製品やサービス、または仕組みの体系的廃棄でもあります。
以上の作業を通じて、自社の使命、存在理由が明らかになります。そしてマネジメントは、その使命に向かって成果を上げるように仕向けます。具体的には、目標を設定し、目標の優先順位、戦略、計画策定、仕事の割り振りを実行するわけです。
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