本日、4月2日は入社式の会社も多いのではないでしょうか。
昨年あたりから、大手企業の採用計画は増員傾向にあり、金融機関においては前年の数倍規模で採用活動を行うところもあり、採用に関してはバブル期の再来などとも言われ、過剰な新卒者の囲い込みを懸念されています。
一般的に採用にかかる費用や、研修にかかる費用は『未来費用』と言われ未来型の投資費用に分類されます。採用費や研修費はすぐに効果が出るものでは無く、数ヶ月、数年かかって効果が出るものが多いからです。
多くの企業はバブル崩壊後にリストラを行い、採用を抑制した影響が現在の組織運営に歪みを生んでいます。特に、採用を抑制した企業は中間層の欠落により、採用が可能のなった現在でも採用を行いにくい組織となり、悪循環を生んでいます。
先に記載しましたように、『未来費用』はすぐに効果が生まれるものではありません。故に直近の売上や利益が悪い場合、目先の利益に走りがちです。しかしながら、企業の存続においては必要不可欠な費用です。人員計画や研修計画をもりこんだ企業存続、事業承継を考えた経営計画の策定はこれからの会社運営には必要です。
弊所では毎月1回経営計画策定セミナーを開催しております。
ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。 by関西人
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