平成18年12月21日付の日経新聞に「大手証券会社がM&A部隊を増強する」という内容の記事が掲載されていました。
国際的なM&Aの増加に伴い、証券会社がM&A関連業務を収益源に育てようとするものです。
このような動きは、グローバルに事業を展開する大企業を狙ったものですが、最近は、中小企業のM&Aも急増しています。
中小企業のM&Aが増加している原因は、事業承継の問題です。
戦後に創業した企業の多くが世代交代の時期を迎えていますが、
後継者を誰にするのか決まらない会社が多いのが現状です。
このような場合、解決策のひとつとして挙げられるのがM&Aによる会社売却です。
自ら創業した会社を手放すことを躊躇う経営者もいると思いますが、
会社の存続・従業員の雇用・自身のハッピーリタイヤメントなど様々な事情を考慮するとM&Aはとても良い方法と思います。
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