個人的にスイスにあこがれるこの頃。色々な情報を集めています。
さて先日スイスのUBS銀行が世界物価ランキングを発表しました。
これによると世界一物価が高いのはノルウェーのオスロ、2位がスイスのチューリッヒ、
3位が東京。
具体的な商品を例えると、ビックマックを購入する為に必要な要な労働時間は、
東京では9分、チューリヒでは13分。
平均賃金の高さでは、1位がチューリヒ、2位がジュネーブ、3位はコペンハーゲンと続き、
東京は8位。
大卒の初任給は85,000スイスフラン(1スイスフラン82円として約700万円)。
アルバイトの時給も都市部では2,000円以上。
ただしスイスの労働契約は日本と異なり、100%の契約の場合の給与を前提に、
例えば70%だからこの賃金になるという個別契約を結ぶ事が多いようです。
契約が100%ではないと、労働時間も少なくなります。
この人件費の高さが物価を押し上げている要因ではありますが、反して東京はどうでしょう。
10月から変わる東京の最低賃金は850円。長年かけて時給1,000円が目指す姿です。
賃金は少なく、労働時間は長く、就労環境としては課題が多いのが今の日本。
厚生労働省では労働法や育児介護休業法などを整備して、ワークライフバランスを
推進していますが、労働者が効果を実感するにはまだ時間がかかりそうです。
neko's
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