こんばんは。
先日、独立行政法人労働者健康福祉機構より「勤労者 心の電話相談」の相談件数が発表されました。平成12年より、労災病院で行われている電話相談で、平成23年度は過去最高の相談件数(29,209件)になったそうです。相談内容は、①職場、②自身の心理的悩み、③体調の3つに大別されていますが、上司との人間関係や、自分の将来に対する不安などの悩みが多いようです。
実際、社会保険手続の業務についても、ここ1,2年、休職者の傷病手当金の請求がとても増えてきています。病気やけがの療養の場合、入院が伴うことが多いので、高額療養費もセットで請求というのが常態でしたが、最近の傷病手当金の請求は、メンタルな原因で自宅療養をしているため、高額療養費を伴わなくなってきています。
就業規則の休職規定などを整備するのは、もちろん必要ですが、まずは、休職しないよう社員のメンタルケアを行っていく必要があると思います。
弊社では、月1回、社内にて産業医の先生の面談を受診することが可能です。私も、本日、受診する羽目になりましたが(某月の就業時間が長時間になった為)、特段、先生に聞いてもらいたい悩みも無かったので、先生と向き合って質問される空間が不思議な感じでした。しかし本当に悩みがあり、誰でもいいから話を聞いてもらいたいというような心持であれば、1対1の面談は効果が高いのかなと思いました。
弊社では、メンタル産業医の先生もご紹介しております。
労務管理上面倒なことが起きる前に、是非、ご利用されてみてはいかがでしょうか。
ブラックキティ
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