先日都内に複数の店舗を持つお客さんの就業規則を作成し
届出をすることになりました。
就業規則の届出は、原則として事業所単位で行います。
ただし、就業規則の内容が全ての事業所で同じであることと
管轄の労基署が同一であれば、
管轄する労基署へ一部のみ届け出ることで事足ります。
しかしこの場合であっても、意見書は事業所毎に1部必要です。
今回のお客さんのケースの話ですが、
就業規則一式を全面的に改定したため
1店舗当たり8種類の就業規則がありました。
所轄の労基署は全部で10箇所ありましたので
紙で届出をしようとすると、
8×10で80部印刷しなければなりません。
会社の控えを用意するのであれば、その倍必要ですが
これは大変な手間です・・・
実は就業規則の届出は、CDRでも行うことができます。
印刷するよりは手間を省けますので、今回はCDRで届出を行いました。
その他、一括届出というものもあります。
http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_tetsuzuki/roudoukijun_keiyaku/syugyoukisoku.html
労働局が所轄の労基署へ回送してくれるものですが、
これはこれで、手間が掛かりそうです。
複数の事業所の就業規則を届ける場合は、
手間のかからない方法を考えて送る必要がありますね
おかわり君
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