こんばんは。
7月27日から、いよいよロンドンオリンピックが始まりますね。
寝不足な日々が続きそうで、仕事に支障が出ないように気をつけたいものです。
ということで、今回はイギリスの医療制度について書いてみました。
イギリスの医療制度は、NHS(日本で言うところの厚生労働省みたいなもの)で管理されていて、公的医療は基本、無料で受診することができます。
病気等になると、GP(町のお医者さん)に受診し、その後、公立病院などに紹介してもらうシステムになっているようです。まず、GPに予約を取るだけで時間がかかり、さらにGPは登録制で、登録していないGPに見てもらうことはできません。(転居などすると、GPに登録することから始めなければなりません。)
また、そこから公立病院の予約はかなり待たされることになるようです。イギリスの医療制度の大きな問題となっているようですが、この病院待ち時間、日本では考えられないほど待たされるようです。
例えば、股関節の手術などで2年待たされたうえ、ようやくその期日がきて、医師がいない場合、さらに待たされることもあるとか…。
2002年の統計では、外来の受診および入院を待っている人が全国で100万人を超え、うち21週間以上待っている人は3万人を超えているそうだ。10年前の統計なので、現在は少しは緩和していると思いたいですが、すごい人数ですね。
日本に住んでいると、病院にかかるなんてことが、こんなに大変だなんて思うことも無く、患者側がお医者様を選べる優位な立場。今まで考えたこともなかったんですが、必要なときにすぐにお医者様に見てもらえるというのは、すごく恵まれたことなのですね。
ブラックキティ
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