前にアスベスト労災のことをブログに書きましたが、第二のアスベストかと思わせる胆管ガンのニュースが報じられています。胆管ガンという言葉自体初めて聞きましたが、このガンでの平均死亡年齢は70歳過ぎなのだそうです。これがある大坂の印刷会社で働いた従業員に多発し、その平均死亡年齢は約37歳と驚くほど早くなくなっており、その発症率も業務との関係性を疑わせる率のようです。また、大阪に限らず他の都道府県でも相談が来ているそうです。
印刷で多用される洗浄剤に含まれる科学物質が原因と推測されているようですが、これが本当だとするとまさに第二のアスベストですね。通常労災ではガンのような傷病は業務が原因と特定することが難しく、請求者側に業務との関係性を証明するための大きな負担がかかります。アスベスト問題のときは、請求者側の負担が軽減され労災認定がスムーズに認められるようになるまで相当な時間がかかりましたが、この胆管ガンが労災であると認められた場合、今回はどうなるか注意して見ていきたいなぁと思います。
セカンドすやま
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