こんばんは。
昨日は、ワールドカップ最終予選「日本VSオーストラリア戦」に興奮された方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。
私は、残念ながらその時間仕事をしておりましたので、ライブで観戦することは出来ませんでしたが、ニュースなどで日本のゴールシーンを見て、テンションが上がってしまいました。
さて、そんなワールドカップ予選に刺激され、久しぶりに世界の社会保障について調べてみました。今回は、もちろんオーストラリア!
オーストラリアの福祉政策は、「中負担・中福祉」を基本方針とし、日本と福祉に関する考え方に似ているようです。
オーストラリアの老齢年金制度は、1908年に、世界発の無拠出老齢年金制度として導入されました。老齢年金は、退職後の高齢者に一定レベルの所得を保障するものであり、支給される年金の額は、収入、保有資産、住居の状況、配偶者の有無等により決定されます。財源は一般財源から賄われ、社会保険料負担はない。
受給要件は、65歳以上(女性は、2013年7月より65歳以上)で、10年以上継続してオーストラリアに居住していることが基本。但し、継続ではないが、居住期間の合計が10年を超える者については、継続する居住期間が5年以上ある場合には資格が与えられるそうです。日本の年金制度ですと、25年以上加入暦が必要なので、かなり短い期間で受給要件を満たしますね。
受給額は、収入等により異なるようですが、だいたい国民年金額くらいのようです。
しかし、この制度であれば、日本のように年金保険料未納者で年金が受給できないなんてことは無く、65歳以上になれば10年以上の居住者は全員、最低限の年金は受給できますね。
日本の保険料未納者でこれから25年分も保険料を支払えないなぁ~という方は、オーストラリアに住居を移し、老後を迎えるという選択肢もあるのんでしょうか。
ブラックキティ
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