年金事務所や健康保険組合から算定基礎届の案内が各会社に届き始めた頃かと思います。算定基礎届とは4月から6月までに支払われた給与額を元に、その年の9月以降の保険料の基礎となる標準報酬月額を決定するために提出する届出書です。この届出にあたって年金事務所では基本的には郵送で受け付けているのですが、一部の会社については社会保険適用手続が適正に行われているかの調査をあわせて行うため来所を求めることがあります。
私の個人的な印象ですが、今年はこの調査を兼ねた来所での提出が例年より多いように感じます。調査時には主に社会保険未加入者のチェックがなされますので、調査にあたった会社のご担当者は未加入者の勤務時間が正社員の勤務時間の3/4を超えていないかを事前に確認しておく必要があります。
調査に不慣れなご担当者が調査に出向かれているのを見かけることがありますが、やはり社労士に対する調査よりも調査時間が長くかかっているように見受けられます。手続や調査対応に不安をお持ちでしたら、社会保険労務士に相談されることをお勧めします。
セカンドすやま
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