人事面から保険について考える
今日は所内で、「人事にかかわる保険商品の総点検セミナー」を行ないました。
企業には、「貴重な人材の役員・従業員がケガや病気で死亡してしまった」、「労災事故を起こし、遺族から高額な損害賠償請求された」といったリスクがあります。また、「役員や従業員の退職金」で一時的に大きな支出を伴うことにより、企業財務に大きな影響を及ぼす可能性もあります。こうした場面で、出てくるのが民間保険なのですが、多くの会社はその加入の仕方に問題があります。保険会社やその営業マンは、当然、自社で販売したい保険を顧客にすすめますので、会社にとって本当に必要な保険に加入するのではなく、保障の内容も十分理解せずにすすめられるままに、加入しているケースがよくみられます。
セミナーでは、「会社に存在する人事リスクにどのようなものがあるか」、「公的保険と民間保険の違い」、「保険金にまつわるトラブル事例」「退職金の資金準備での保険活用法」などについて解説しました。
セミナー後、参加者から「リスクに対する保障が十分でないことがわかった」「無駄な保険にずいぶん加入していたことがわかった」といった声をいただくことができました。
皆様も、一度、会社で加入している保険について、総点検してみることをおススメいたします。
名ばかり副理事長
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