昨日、3月11日は東日本震災から1年経過したとして、TVなどでもいろんな特集があっていました。
震災によって崩壊した家屋などのがれきの引き取り手もいまだに無く、野田総理も福島、岩手、宮城以外のすべての都道府県に受け入れてくれるよう申出をしていくと今朝のニュースで報道されていました。
1年前の3月11日は金曜日で地震が起きた時間は、14時46分、多くの方は仕事や学校に行っている時間だったわけです。
当然、業務中に被災された方については、労災認定対象になりました。これは、ちょっと特別な処置なのです。なぜなら、労災は天災事変の事故については免責としているからです。しかし大きな天災の場合は、社会的影響を考えて、労災認定の対象となっている事例がほとんどです。
今回の震災によって、平成24年3月8日現在で労災支給決定となっている案件が3県合計で、「2,482件(うち遺族給付が2,016件)」です。阪神淡路大震災時の労災件数が早朝に起きた地震だったとはいえ67件だったいうのですから、比較しても3県の被害の甚大さが伺えます。
震災にあわれた方々が普通の生活に戻るにはまだまだかなりの時間とお金が必要なのだと改めて感じました。つい通常の生活に戻ると、1年前のことを忘れてしまいがちですが、きちんと防災対策を整えようと心新たになった一日でした。
ブラックキティ
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