今日から年末年始休暇が始まった会社も多いのではないでしょうか。帰省ラッシュが始まったようです。
私たちの事務所では、明日には事務所移転を控え、仕事納めの雰囲気は微塵も感じません。
さて、先日、私は気になる事件を発見しました。
熊本市の職員が部下に対して悪質なパワーハラスメントを行ったとして2人の職員をを停職6カ月の懲戒処
分にしたそうです。
2人は20代の男性職員に約2年半もの間、毎日のように職場の喫煙スペースで30分~1時間程度の正座
をさせ、その際、他の職員に怪しまれないよう、笑っているように指示までしていたそうです。さらに、この職員
の仕事に言いがかりをつけ、すしや焼き肉など100万円以上おごらせていたそうです。そして、精神的苦痛
を受け、休職をしてしまったそうです。
市の調査に対し、2人は「自分たちもそのように指導されてきた」と言い訳していたようですが、その後「やり過
ぎた」と改めたそうです。
どのような言い訳にしろ、 他の職員に怪しまれないように笑っているように指示をしているなど、状況から見
てパワハラであることは明らかで、この事件を知った多くの人が同じように感じるはずです。
この事件は、かなり程度の重いパワハラ、民事訴訟に発展してもおかしくない程度であると考えます。この程
度にならなければパワハラにならないのではなく、これよりも程度が低いパワハラはいくらでもあり、 「この事
件のようなことはしないから自分は大丈夫、他人事」と感じている方は、気付かないうちにパワハラをしている
かもしれません。
要注意です。
ミラバケッソ・ワタナベ
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