こんにちは。 お盆はいかがお過ごしでしたか。 私は、例年どおり実家に帰って、家族団欒をして、盆おくりをして帰ってきましたが、今年は原油等の高騰により、海外には行かず、実家に帰って過ごす人が増えたそうですね。 さて、本題ですが、先日、自民党の麻生幹事長が、株式配当の300万円までは非課税にすると言った内容の減税案を発表しました。株式投資への優遇税制を拡大すれば、団塊の世代など個人投資家の株式市場への参入がより期待できると考えているようです。確かに、非課税になることは投資家にとってはありがたいことです!! しかし、考えてみると、上場株式の配当課税は、本来20%(住民税含む)の税率でしたが、平成16年から20年まで10%(住民税含む)に軽減し、先だっての20年度の税制改正で、この軽減税率を廃止し、21年から本来の20%に戻すことが決まったばかりです(ただし、100万円以下の配当については、2年間は引き続き10%)。また、一方で、上場株式譲渡損と上場株式の配当の損益通算が認められました。 そこで、また税制が変わることになれば、確かにいい方向に向かうことは喜ばしいことではありますが、複雑になってわかりづらくなってしまう可能性もあると思います。税制は、公平・中立・簡素を基本原則にしていますので、もっと簡素化してわかりやすい税制にすることが投資家にとっても喜ばしいことではないかと思います。 いずれにしても、21年度の税制改正で取り上げられる可能性がありますので、その行方を注目していきたいと思います。 PS オリンピック100mで9.69の世界新記録が出ましたね!人類の進歩は凄いで す!!最後は横見をしながら走っていましたから、まともに走っていたらいっ たい何秒の記録がでていたのでしょうかね~