~決算隊ブログ④~
スポーツの秋ですね。ウォーキングを定期的に行おうと思いスニーカーを購入したものの、まだ1回も使用していない状況です・・・。さて、今回は株式の累投を行った場合の仕訳処理です。
【設例】
A証券会社で毎月100,000円の株式累積投資を始めた。口座管理料は3,150円(消費税150円)とし、普通預金から引き落とすこととした。
【仕訳】
①支払時
(借)仮払金 100,000 円 (貸) 普通預金 103,150 円
雑費 3,000 円
仮払消費税等 150 円
②株式買付日
(借)その他有価証券 100,000 円 (貸) 仮払金 100,000 円
【解説】
株式の累積投資(るいとう)は、証券会社を通じて一定額を毎月継続して同一銘柄を買い付ける方法であり、株価の高い時は買い付け株数が少なくなり、株価が低いときは買い付け株数が多くなることにより、結果として買入れ平均価格が「定株数購入する方法」より安くなるために、中長期的な株式投資に適した方法と考えられています。
会計処理としては、証券会社に対して金銭を支出した時点では株式を取得していないので、単なる預け金となり仮払金として処理し、取引報告書等により買い付け株式数・単価・手数料等が判明した時点でその他有価証券に計上します。
◎消費税について
証券会社の口座管理料には消費税が課税されます。
せしぼん