こんにちは。
最近、海に行ってかなり焼けてきました!
はい、真っ黒です。。。
夏が終わりに近づくと、なぜか寂しい気分になるのは私だけでしょうか?
そろそろ本題に入りますが、今回は安全性ということで資金繰りに注目してみたいと思います。
利益は黒字でも資金繰りが悪く会社が倒産してしまう危険性もあります。
いわゆる、【黒字倒産】ですね。
売上債権回転率を使って黒字倒産とは実際どのようなものなのか見てみたいと思います。
売上債権回転率=売上高/売上債権
売上債権回転率は、会社の売上債権の回収が、どの程度効率的に行われているかを示す比率で、経営の効率性を分析する指標です。
この数値が低いほど債権回収に時間がかかることを意味しており、売上が発生した直後から売上債権として資金が拘束される期間が長いことを意味しています。
ファーストフード店のような場合には、基本的に店頭で現金販売をしているため、この比率は限りなく高くなるので、資金的に効率的であるといえます。
それでは、逆に現金販売ではなく、掛販売のときはどうなるでしょうか?
例えば、売上が100で費用が80だった場合には、利益は20残ります。
ただし、売上の入金サイトが2ヵ月後で費用の支払が翌月だった場合には、少なくとも80という金額を先に支払うため、その金額以上は手元に無いといけません。
手元にある金額がこの金額以下だと、利益は20で黒字だけど、費用が支払えず会社は倒産してしまうということになります。
これが、【黒字倒産】の仕組みですね。
このような指標も参考にしてみてはいかがでしょうか。