■毎日の一瞬を大切にする
有人から聞いたのですが、
ディズニーランドでは
お客さんから感謝の手紙が数多く届くそうです。
そんな中から、家族で来場された
あるお母さんからの手紙の内容を教えてくれました
~~~
前略、
感謝の気持ちを伝えたくてお手紙を書かせていただきます。
その日、ディズニーランドに入場すると
キャラクターのドナルドダックが歩いていました。
6歳になる娘のゆりが見つけて走って近寄ろうとしましたが、
多くのお客さんがドナルドダックを取り囲んでいることに気がついて、
恥ずかしくなって、急にその場で立ち止まってしまい、
遠くから羨ましそうに見つめていました。
そのとき、
たまたま通りかかった女性スタッフの方が、
「一緒に行こう」
と ゆりの手をとって
ドナルドダックのところへ連れて行ってくれました。
おかげで ゆりは大喜びでした。
以前からゆりはディズニーランドに行きたかったのですが、
病気のために体調が悪く、
この日にやっと医師の許可が取れて来ることができたのです。
ゆりはおみやげに買ったドナルドダックのぬいぐるみを、
幸せそうにいつも抱いて眠っています。
~~~
この日のディズニーのスタッフにとっては
毎日の業務のひとつだったかもしれません。
でも、この家族にとっては一生の思い出になりました。
大きな仕事が出来なくても、
だれかの思い出に残る仕事をしたいですね。
~~~
毎日、同じような仕事をしていると、
自分がお客さんに提供していることが何なのかが
わからなくなるときがあります。
お客さんの人生に何を提供することができているのか?
たまにはゆっくり考えてみると、
仕事のモチベーションが上がると思います。
(フォレスト出版『24の物語』シリーズ~本では紹介されなかった感動ストーリー~より抜粋)
最近のコメント