助けを求めるすべての人を無条件に受け入れ、食事と生活をともにし、病気や苦しみなど様々な悩みを抱える人々の心に耳を傾け、「日本のマザー・テレサ」とも呼ばれている方。
佐藤初女さんの著書よりご紹介させていただきます。
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昔から今まで変わらないのは、今日と明日が同じ一日であってはいけないという気持ちです。
必ず何か違うことがあるので、それに気づいてすみやかに実践していきたい。
大事なのは、そのときに起こる出来事をどうやって受け入れられるかだと思っていますから、たとえ突然お客様が見えても、わたしは会うことにしています。
訪ねてくる人も何かあって訪ねてきているわけだから、それを受けとめる。
その人が安らぐように、安心できるようにしたい、そう思うのです。
もちろん、体が疲れていたり、時間がなかったりすると、どうしましょうかという気持ちになりますが、それでもこの方は神様のお使いなのだと思って会います。
それで会ってみれば会ってよかったと思うんです。
「この出会いなくして、今のわたしはありません」
という言葉が好きなのですが、やはり出会いがあれば、そこに気づきと発見がありますので、どんな人でも会いたい。
このような毎日ですので、まわりからは時間をすべて人のために使っているように見えるようですが、わたしはそうは思っていません。
自分のためというわけでもなく、神様からいただいた時間というふうに考えているからです。
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「限りなく透明に凛として生きる」
佐藤初女 著
ダイヤモンド社より
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行こうかどうしようか迷っている時、放っておいたら人は「行かない」という選択をしてしまう生き物です。
その場ですぐに「行く」と決断し、実際行動してみると、必ず出会いは広がりますし、学ぶことが多いですが、
「行かない」という選択をした場合には、今までと同じ思考で同じ毎日で退化していく人生になってしまいがちです。
「楽」が好きだから、意識しなければ挑戦もしないものです。
明るい人は、意識して明るいし、笑顔が素敵な人は意識して笑顔でいる。
本も、意識して読むようにするし、放っておいたら怠けるのを分かっているから意識して勉強会に参加します。
そうしていくなかで、「この出会いなくして、今のわたしはありません」というような人との出会いがありますね
よく「出会いがない」という人がいますが、出会う行動をしていないか、出会っても気付かないかのどちらかだと思います。
今いる人を大切にしながらも、出会いも大切にしていきたいですね
([kei]さんのブログ「魂が震える話」より抜粋)
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