一歩あたりいくらになるでしょう?
いかのクイズに挑戦してみてください
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東京から大阪まで歩いて行ったら百万円あげるという懸賞があって、東京から大阪までちょうど十万歩かかるとしたら、一歩いくらだろう、というクイズです。
二十五年ぐらい昔から今まで、ときどき中学生にこのクイズを出してみました。
おそらくこれに答えた人は数百人に上ったろうと思います。
そして答の九十パーセントは「十円」でした。
あとの十パーセントは答えませんでした。
答えた人は、百万円を十万歩で割って、十円と計算したのだろうと思います。
なるほどこの“計算”は間違っていません。
しかしこの答は“真実”に合っていません。
もしこの答が正しいなら、たとえば大阪まで行かず途中でも一歩が十円、三歩で三十円ということになります。
一歩が十円ではないのです。
途中でドロップアウトしたら、それまでの賞金はもらえません。
十万歩全部そろって百万円になるのです。
ですから、十万歩を達成せず、もし一歩でも足りなかったらゼロ円で、それまでの努力はフイになるのです。
だから最後の一歩に百万円の値打ちがあるとも言えるでしょう。
しかし、どの一歩もその意味では同価値です。
だとすると、一歩百万円が十万歩並んで、それで合計百万円になるという奇妙な計算になります。
いくら奇妙でもそうなのだから仕方がありません。
ですから、私はこのクイズの答は、0円と百万円が正しいのだと思います。
では0円と百万円のどっちの方が正しいのかというと、どっちも正しいけれど、片方だけではいけない、つまり、「0円と百万円」というのが一つの答になるのだと思うのです。
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「葦かびの萌えいずるごとく」和田重正 著
エジソンさんは、電球を光らせる物質を探すために、およそ2万回もの実験をして成功したと言われています。
仮に2万回目の実験で成功したとして、
もしエジソンさんが1万9999回目で「もうダメ!実験や~め~た!」といってやめていたらどうなったのでしょう?
おそらく、電球は完成していないと思います。
しかし、一回一回の実験に意味がないのかというと、そんなことはありませんね
エジソンさんはこう言います。
「私は実験において、失敗など一度たりともしていない。これでは電球は光らないという発見を、いままでに2万回してきたのだ」
つまり、一回一回の実験は、「これは光らないという事が分かった」という成功だったのです!
先程のクイズも、一歩一歩が百万円の価値があるとありましたが、まさにその通りだと思いましたのでご紹介させていただきました
今している仕事も、
今日という一日も、
一つ一つが大切で、
この一日が一生なんですね
「今日という一日が無い一生はありえない」
楽しい一日も、悲しい一日も、戦った一日も、挑戦した一日も、充実した一日も、へこんだ一日も、
ぜんぶ全部、一生に欠かせない一日。
一歩一歩、大切に行こうと思います
([kei]さんのブログ「魂が震える話」より抜粋)
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