決算隊ブログ35
夏はお好きですか?私は苦手で(特に紫外線が・・・)、暑い夏をどう過ごそうかと今から考えております。
今回の決算隊ブログでは、「商品券を使用した場合の仕訳」についてご紹介します。
《事例》
① 当社は商品券40,000円分を金券ショップで購入した(2%オフのため支払金額は 39,200円)。
② その商品券を使用し消耗品を40,000円分購入した。
《仕訳》
① 商品券 39,200円 / 現金 39,200円
② 消耗品費 38,095円 / 商品券 39,200円
仮払消費税 1,905円 / 雑収入 800円
《解説》
① 商品券を購入した場合には「商品券」という勘定科目で会計上処理することが基本となります。ただし、会社の取引規模、商品券の金額などを考慮して、便宜上「現金」科目で処理しても差し支えありません。今回は「商品券」科目を使用します。
② 商品券を使用し、消耗品を購入した場合には「消耗品費」を計上します。この場合、商品券額面金額40,000円と支払金額39,200円の差額800円は雑収入勘定で処理します。
《消費税》
① 商品券の購入は非課税取引となります。
② 商品券を使って商品の購入をしたり、サービスの提供を受けたときが課税仕入れの時期となりますので、今回の事例では消耗品の購入について、消費税が課されます。
雑収入800円については資産の譲渡等に該当しないため不課税となります。
せしぼん